今回、阿久根港ＳＳの灯油地下タンクの年数が経過し、タンクに水分が混入したり、漏れが発生したりしないように、タンクの内部にＦＲＰを貼り付けるライニング工事を施工しました。

　まず、タンク内の油分の除去をして、タンク内部の清掃。この清掃時にタンクの厚さが一定となるように研磨していきます。もちろん空気がなくなりますので、写真のようにエアダクトを取り付け、空気を送りながらの作業です。そして、最後にＦＲＰ樹脂をまんべんなく貼りつけて完成です。

　せっかくなので一生に一度ない体験と思い、タンク内部へ入れてもらいました。ＦＲＰ施行前でもとてもきれいになってると感じましたが、ＦＲＰ施行後は宇宙船内部にいるみたいにキレイな空間が広がっていました。

　でも・・・タンク内は強烈な“異臭”＆“暑さ”です。入るにも勇気がいりましたが、出るのも大変。下から押してもらい、上から引っ張ってもらい、大騒動でした。

　でもこれで、タンクは安全と実感しました。ＥＮＥＯＳのキレイ灯油で今は満杯。安心してご来店下さ　い。そして工事関係者の方、大変な環境での工事ありがとうございました。